公明党「令和6年能登半島地震災害対策本部」の中川宏昌本部長代理(衆院議員)は2日、石川県能登町にある有限会社林鉄工所の林自動車整備工場を訪れ、なりわい再建への課題を調査した。党石川県本部の谷内律夫代表(県議)、源野和清金沢市議、田端雄市町議が同行した。
同工場は九十九湾に面した場所にあり、湾付近の屋外スペースを車置き場として使用していた。ところが地震の影響で地崩れが発生し、止めていた14台の車もろとも約300平方メートルの土地が海になだれ落ちた。林生一郎工場長は「自力で元の状態に戻すのは不可能だ。地崩れした部分の復旧を支援してほしい」と要望した。
このほか一行は、株式会社珠洲製塩(同県珠洲市)で意見交換した。
視察後、中川氏は「なりわい再建に向けて奮闘する事業者の支援に力を注ぎたい」と語った。