公明党の高木陽介政務調査会長は28日、福井市で開かれた党福井県本部(代表=西本恵一県議)の政策要望懇談会に出席、12団体と意見交換した。中川宏昌衆院議員と西本県代表らが同席した。
県商工会議所連合会の嶋田浩昌専務理事は、北陸新幹線の整備について、敦賀―大阪間の着工が遅れていると指摘。沿線地域の理解増進へ国が前面に立って環境影響調査を進めるなど「早期開業への取り組みを加速してほしい」と訴えた。
日本行政書士政治連盟福井県支部の青木克博支部長は、迷惑電話の横行や電話による詐欺被害防止へ、国として一層の対策を講じるよう求めた。
高木政調会長は「国と地方で連携し、前向きに検討していく」などと応じた。