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能登地震
液状化、観光、対策手厚く

富山県知事、公明に要請

公明新聞 2024/01/25 2面

 公明党の高木陽介政務調査会長は24日、衆院第2議員会館で富山県の新田八朗知事と会い、能登半島地震からの復旧に関する緊急要望を受けた。中川宏昌衆院議員、上田勇参院議員(ともに党同地震災害対策本部長代理)が同席した。

 新田知事は「被災の実情を踏まえた支援を」と強調し、被災者生活再建支援制度の適用地域拡大や、液状化による住宅被害への技術的・財政的支援を要請。被災した中小企業の早期復旧に向けた助成制度創設や、「ふっこう割」創設などの観光需要喚起策も求めた。高木政調会長は「党を挙げて対応する」と語った。

■道路復旧などで国交相にも要望

 新田知事は同日、国土交通省で斉藤鉄夫国交相(公明党)にも申し入れを行い、同地震で被災した道路や河川など公共土木施設の復旧へ、国の直轄権限代行による支援を要望。観光需要喚起策の実施なども訴えた。斉藤国交相は「しっかり検討する」と応じた。

 これには中川氏が同席した。

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