衆院安全保障委員会と参院外交防衛委員会は防衛省・自衛隊での不祥事などを受け、閉会中審査をした。
衆院委で中川宏昌氏＝写真上＝は海上自衛隊の「潜水手当」不正受給や安全保障に関する「特定秘密」漏えいに対し「防衛相がリーダーシップを発揮し、組織の立て直しを図るべきだ」と強調。木原稔防衛相は「国民の信頼を取り戻すため全力を尽くす」と述べた。
参院委で上田勇氏＝同下＝は在沖縄米軍人による性的暴行事件について「二度とこうした犯罪が起きないよう、米国側に強い政治的なメッセージを発出すべきだ」と主張。上川陽子外相は日米安全保障協議委員会で、再発防止に向けた連携を申し合わせたと報告した。
