角田秀穂農林水産大臣政務官(公明党)は26日、持続可能な農業の先進事例として、農産物の生産工程の安全性を第三者機関が認める国内規格「JGAP」認証を取得する株式会社ベジアーツファーム(長野県御代田町)などを視察した。公明党の中川宏昌衆院議員、地元町議が同行した。
JGAPは食品安全、労働安全、環境保全、人権福祉などの基準を定めたもの。角田政務官らは、同社の異物混入リスクの低減に配慮した選果場や、交差汚染を防ぐ農薬エリア、整理整頓された資材置き場などを見た。山本裕之代表取締役社長はJGAP取得の成果について「食の安全や労働環境を見直すきっかけになった」と説明した。
視察後、角田政務官は「持続可能な農業に向けて重要な取り組みだ。今後の農業政策に生かしたい」と語った。