公明党「令和6年能登半島地震災害対策本部」の中川宏昌本部長代理(衆院議員)は10日、石川県かほく市と能美市で被災状況を調査するとともに、被災者を見舞った。公明党の小松実県議、池田義治・かほく市議、仙台謙三・能美市議が同行した。
かほく市で一行は、油野和一郎市長と共に大崎地域を調査。同地域は発災直後から地面の液状化がみられ、地域全域で道路の陥没や側溝の隆起などが発生した。現在も断水が続いており、油野市長は「市内で一番の被災地」だとして、早期復旧に向けた強力な支援を求めた。中川氏らは市による懸命な復旧作業に謝意を示し「全力で後押しする」と応じた。
一行はその後、能美市で被災者宅を回った。同市寺井町の福田富士男さん、佳子さん夫妻は、地震により、自宅付近で液状化とみられる現象が発生し、電柱が傾くなどの現象が起きた。福田さん夫妻の自宅でもひび割れなどがあることから「いつまた大きな地震が来るか分からず怖い」と心情を吐露した。中川氏は「困ったことがあったら近くの公明議員を頼ってほしい」と励ました。