「令和6年能登半島地震災害対策本部」の中川宏昌本部長代理(衆院議員)らは石川県能登町の有限会社林鉄工所の林自動車整備工場を訪れ、なりわい再建への課題を調査した。
同工場は九十九湾に面した場所にあり、湾付近の屋外スペースを車置き場として使用。しかし地震の影響で地崩れが発生し、14台の車もろとも約300平方メートルの土地が海になだれ落ちた。林生一郎工場長は「自力で元の状態に戻すのは不可能だ。地崩れした部分の復旧を支援してほしい」と要望した。一行は株式会社珠洲製塩(同県珠洲市)でも意見交換した。
視察後、中川氏は「なりわい再建に向けて奮闘する事業者の支援に力を注ぎたい」と語った。